カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ギレルモ・デル・トロ監督「パンズ・ラビリンス」をDVDでみました。
ギレルモ・デル・トロは好きな監督ですが、これを公開時に映画館で見た時 なんて暗い映画なんだろうと気持ちが落ち込んでしまったのですが、 (それでも色んなキャラクターや美術には感動していたけれど) 今回DVD-BOXを手に入れたので、重い腰を上げて再度観てみました。 すると、内容を知っていたせいもあるのか、主人公の少女の目線でみて 勿論悲しい話ではあるけれど、見終わっても なんとなく希望も感じられるような印象がもてました。 個人的な心境の変化でしょうか? まあ、それにしても衣装や特殊造形やCGやら、 やっぱりこの世界観がとても好きです。 見たら絶対に真似をしたくなるこいつのシーンは↓ 息をのんで見ているしかなく、ひやひやするし、 ビダル大尉が自分の裂けた口を縫うシーンなんかも印象的です。 ファンタジーとリアリティーの振り幅が絶妙です。 さて、遂にやっと今年100本目の映画鑑賞になりました。 99本目『西鶴一代女』 100本目『浪華悲歌』 共に溝口健二監督作品です。 じつは恥ずかしながら、溝口健二の映画は初めてみました。 両作品で印象的だったのは、ドリーショットの長回しです。 例えば誰かが誰かを追いかけるシーンは ワンショットなので実際の時間が経過することで じらされるような、もどかしいような気持ちが 自らの体験となって観られました。 また『西鶴一代女』では一人の女優さんが十代から五十代までを 演じて、それが成立しており、さらにそれがひとりの人間の 人生の様々を表しています。 そしてそれをあまりに美しく撮るので、哀れでも、悲しくとも なんだか強い女性のような気がしてくるのです。 『西鶴一代女』 『浪華悲歌』 さて、先日の渡辺秀平 in a Wonderful Worldのライブの一部を YouTubeにアップしましたので 、見てみて下さい。 こちらから
by nijib
| 2009-08-23 00:30
| special day !
|
ファン申請 |
||